これは、すべて逆説的にとらえてください。
所々、本音もありますが、それはそれとして・・・・・・
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4 香 典
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香典の相場を言います。
親戚3万〜5万以上。
会社の上司の奥さん等1万以上。
上司そのもの2万以上3万以内。
部下本人も同じ。同僚の家族で1万。
普通の友人1万。
地域近隣の付き合い5千。・・・。
これは私の決めている相場で
その時々で判断をします。
大抵、女房は「そんなに!・・・」と言いますが
私にも見栄というものが一応あります。
ので、なんとか従わせます。
3千円くらいでいいんじゃないの
と言う近所の葬式もありますが
今時の3千円は小学生のお年玉にも
なりません。
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昨今、仕事の関係で通夜に出ることの方が多い私です。
受付に香典を差し出すと引換券なるものを渡されることが多いですね。
焼香が済み、清めの席へ案内されると顔見知りを見つけて一両日?の旧交を
温め合います。
二、三人の知り合いが座を囲むとそこは清めの席ではありません。
居酒屋状態でしょう。なかには、配膳の女中さんにお酌をさせている奴もいます。
料理の取り替えや追加も、お構いなしです。
いいことですね〜この控えめでないところ。
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「そうか・・・前払いのバイキングなんだ。代金(香典)は払ってある。あとは思う存分。」
そう考えて下さい。 そのうちに二次会の話が誰ともなくまとまります。
帰り際、そこいらじゅうのポケットを探しまくり、もらった引換券を探します。
よくなくすんですよね、あの紙切れ。
係りの葬儀屋らしい人が・・・ 「結構ですよ、無ければ。・・・おいくつですか?」と
優しく聞ききます。「おいくつ!?」
「当然一つだよ。」という言葉の前に、反射的に指を2本たててしまう今日このごろです。
かさばる紙袋を二つもらい、どうやって傘を差して帰ろうかと一瞬思うけど
返すのもなんですね。振り分け荷物にして貰って帰りました。
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山になっていました。清めの酔いも度を過ぎ、話は香典の額に及びました。
聞けば3千円から1万円まで、人それぞれでありました。
ほぼ同じ度合いのお付き合ですが、私の5千円は、まあ普通
平均と言ったところでしょうか。
そのうち、1万円包んだ奴が、いかにも損をしたような悔しさで
その返礼品をそこで開き始めました。(オイオイ!)
表書きにはご会葬御礼○○家としてあるのみならず
その片隅に大きく「お香典返し」のハンコ。
のし紙に差し込まれた和紙風のご挨拶状の中身にも
紋切り型の会葬お礼の他に、この品物が香典返しであることの念押し。
むしろこれを言いたいがための奉書でありました。
「なんだよ〜これ香典返しか。あとでデパートか何かから送って来るんじゃないのか。」
いかにも奴は残念そう。腹立たし紛れに無造作にあけてみる。(オイオイ!)
タオル、タオルの2枚組。たったこれだけのことに、この毛布のような箱はなんだ!の顔。
取り巻くみんなも唖然。首をすくめて手のひらを上に
そう、外人が良くやるあきれた仕草のまま、全員フリーズ状態となりました。
どう見ても、2千円とは絶対にしない品物で、それぞれ頭の中は決算報告で
パニック状態なのです。マイナスは当たり前。これはいいのです。
こんな仰々しくかさばるものを、丁寧に引換券まで準備して、重々しくいただいて
持って帰らせる香典返しのセルフサービス!。
「ご立派!」おもわず私、言ってしまいました。
これがいいんです。葬式に手間ヒマかけてはいけません。
あまねくは他から預かってきた香典分まで来た人に
いくつも持ってかえらせる雨の中かな。(何となく、返歌風)
極めて合理的な葬儀の進め方でありましょうや!
(2000年05月31日)
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